フィギュアせどりとは??
フィギュアせどりというのは読んで字のごとく、
- 美少女系フィギュア
- ゲーム・アニメのキャラクターフィギュア
- ガンプラなどのプラモデル
などホビー・フィギュアと言う人形を主に仕入れて、アマゾンやヤフオクで転売して差益をせどるという手法です。
特別に「美少女フィギュアに限定するものではない」ため、広義にはホビーせどりと呼ばれることもあります。
専門の「ホビーせどり教材」が発売されているほど奥の深いものですが、極めればこれだけで食べていくことができるともいえます。
数々の参入障壁がフィギュアせどりのメリット
徐々に参入者が増えていますが、圧倒的に多い本やメディアと違ってまだまだ人が少なく売りやすい分野です。
人が少ないということは出品者が少なく、ライバルが少ない中で売り抜けることができます。そのため回転率が悪いといわれつつも、現在ではそこまで悪いとは考えていません。
フィギュアせどりの参入障壁として一番にあげられるのが、知識が全くない人が多いということ。
もともとフィギュアというのは巨大な市場ではありません。一部のマニアやコレクターの世界であり、販売店舗も少なくて大量仕入れが難しいのが現実です。そのため一般の人にとっては「特別なもの」というイメージが強く、詳しい知識を持っているという人は少ないです。特殊な商品であるからこそ、知識の有無はライバルと差をつけるのに十分な要素といえますが、やっていくにつれて備わってくるので心配はありません。
もう一つの参入障壁は、フィギュアというだけでとても恥ずかしいものという印象を持つ人が多いこと。中にはフィギュアショップに入ることすらためらわれるという人がほとんどではないでしょうか?その中にあって人目を気にすることなく、1日お店でお宝検索していられるような人は圧倒的に優位に立つことができるのです。
フィギュアせどりでおいしいのは、プレミアといわれるお宝が手に入りやすいこと!
フィギュアは大量に作られるものではなく、多くのものは数量限定・受注生産というものがほとんどです。さらに、フィギュアの祭典であるワンダーフェスティバルのような場所で限定販売されるのものなどがあり、いとも簡単に値段がつりあがるという需給バランスの歪が発生しやすいです。
このプレミア化したフィギュアを見つけることができれば、メディアのように数をさばけなくとも大きな利益を確保することが可能となるのでおいしい分野といえますね。
フィギュアせどりのデメリットとは?
フィギュアせどりは総じて回転率が悪いという現実があります
DVDなどメディア系で攻めている人は、この回転率の悪さから参入を戸惑う人もいます。よく売れているもので、1ヶ月に5から10個くらい。これでランキング3万位以内の平均ペースです。もともと購入者が少ない市場である上に、プレミア化したものとか狙っていくのですから無理も無いです。
メディアの新譜プレミアのように大量に手に入り難いとあって、大量仕入れでぶん回している人から見れば旨味がないと感じるのでしょう。
ある程度回転の良い仕入れができるようになるまでには、相場観を養うだけでなく商品知識も求められてきますね。
次にフィギュアせどりで覚悟してほしいのが、仕入れにはお金と手間がかかるということ。
大体フィギュア1つ仕入れてくるのに、¥5,000円以上の資金を必要とします。大量に仕入れてこようとなると資金も必要になります。
さらに気が引けるのは箱の大きさ!想像以上の大きさにより持ち運べないから車や途中配送が必要なケースがあるという難点も^^。場所をとるということは、そのままアマゾン倉庫の保管料にも影響してきます。
先ほどの回転の悪さも相まって、ある程度安定した収入を求めるのであればアマゾンにそれなりの在庫を放り込んでおく必要性が出てきます。そこまで持っていくまでに資金ショートしないだけの蓄えが求められると思いますね。
理想はメディア・家電などの回転の良いものと平行して行うことで、資金繰りを早めつつお宝フィギュアで定期的にボーナスを振り込んでもらうといったポートフォリオを完成させることです。
私自身はフィギュアせどりだけで、月商80万前後をコンスタントにたたき出しています。利益率は高く、30%近くありますから月利で20万円以上を本業のアフィリエイトの傍ら稼ぐことができていると言うこと。
しっかりとメリットデメリットを理解し、経験を重ねれば誰でもできるようになると思います。特別にフィギュアマニアだったとかそんなことはありませんから。
家電やメディア系をやりながら、大きくなった資金で仕入れの幅を増やし、なかなか見つけにくい「お宝」を補充していくというのが賢いやり方であると思います。
アマゾンの評価と聞くと、商品の評判のように聞こえますが違います。
我々アマゾンセラーに対する「購入者からの評価」というものが、フィギュアせどりをする際には注視していかなければいけないポイントです。購入者からの評価が低くなると、アマゾンの販売上もろに分かってしまう仕組みですし、FBA使ってる人にとってはカートボックス獲得にも影響してくるといわれているからです。
フィギュアって市場規模が小さい上に製造している会社も大きなところが少ないのがほとんど。趣味から発展したものや、小さなビルの一室で細々と作っているメーカーがあったりします。
何がいいたいかというと、業界そのものが小さいので、商品の品質そのものが安定していないことを頭に入れておく必要があります。
フィギュアのことあまり知らない人が参入する時の注意点は、
- 新品でもフィギュアの塗装は均一ではないものがある
- 新品でも未開封ラベル・シュリンクが貼られていないものがある
- 箱の傷みに対する解釈は人によって180度異なる
このような状況を踏まえて出品・価格改定・コンディション説明していかなければいとも簡単に低評価をつけられてしまうのです。
逆を言えば箱がぼろぼろであっても新品は新品として売ることができるのです。反面下手したらお店で買った新品フィギュアよりもコレクターからヤフオクで仕入れたフィギュアのほうが程度が良かったりするのです。
この辺が何でもありと表現したゆえんですが、上手く利用すればすぐに売り抜けられる・下手にはまってしまうと低評価の原因となるということになります。
メディアのように流通状況や相場を見ていくだけでは厳しいという面もありますが、自分の工夫である程度販売を操作できてしまうという面白さもあるのがフィギュアせどり。
仕入れの基準や出品方法についても記事を書いていますので、ぜひ参考にして高利と高評価を掴み取ってみて下さい。