敦賀赤レンガ倉庫レストランSogno-Poli(ソニョーポリ)は落ち着いた港町の雰囲気が◎

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敦賀で食事をとるとなると美味しい北陸の魚を食べたいという人は多いはず。海鮮市場とか漁港の海鮮丼屋に目が行きがちですが、どこも観光客でいっぱいなうえに雑多な雰囲気が苦手だという人もいるでしょう。そんな人にオススメなのが、敦賀の赤レンガ倉庫にあるレストランです。

赤レンガ倉庫というと横浜が有名ですが、福井県敦賀にも赤レンガ倉庫がありお洒落なレストランが入る観光地になっています。規模は小さいながら、地の美味しい魚料理を食べられるレストランが2軒入っており、カフェ、雑貨ショップにジオラマ館があるなど子供連れでも楽しめる施設になっています。

今回食べに行ったのはイタリアンレストランのSogno-Poli ソニョーポリ。普段海鮮丼ばかり食べているので、たまには落ち着いたお店に行こうと思って入りました。

レストランとは言いつつもカフェメニューも充実していて、自家製ケーキやジェラートをいただくこともできます。店内は広くて落ち着いた雰囲気で、結婚式の披露宴会場として使われることも多いそうです。

平日は人も多くなく、お昼時でも落ち着いて食事ができます。土日でもそこまで混雑していることがなく個人的には穴場的なスポットです。

今回はランチのプチコースをチョイス。+300円でパスタが地のサザエパスタに変更できたので迷わずオーダーしました。季節によってメニューが変わります。

前菜もすべて福井の食材を使ったもの。地のものが一番うまいとは必ずしも言えませんが、最も新鮮な状態で届けられるメリットがあります。地元で生産された食材に自信を持っているのは観光地のレストランとして粋を感じるものでとても好感がもてますね。

追加料金で変更となった地のサザエのパスタ。想像していたよりもガッツリとサザエが使われていて、ソース自体もサザエの肝を和えてあるコクの深い味わいでした。

サザエというと磯の香りが特徴的ですが、このパスタに関しては磯臭さは一切感じることがありません。コリコリとしたサザエならではの食感と、パスタに絡みつく濃厚な味を堪能できました。これは+300円払った価値ありますね。

本日の魚料理はサゴシ(サワラの子供)。サゴシと言えば今の時期は堤防釣りで釣れる旬の魚。しかしこんな上品な料理で食べることがないので味の印象は全然違います。

淡白な白身に野菜とソースが非常によく合う。釣った魚を豪快にさばいて食べるのもいいですが、人が手間をかけて料理にしたものは素材への愛着が変わります。愛情が込められた食事を愉しめるレストランでした。

〆はデザートとコーヒーをいただき至福のひと時。食後の会話も弾みます。

とは言いつつ昼時を過ぎて空いた店内でオッサン2人が釣りについて熱く語ってるのは場違いな感じがしたので、次は妻を連れてきたいと切に思いました。

赤レンガ倉庫の規模としては小さめでこじんまりとしていますが、異文化交流の歴史を感じさせる港町の風情を堪能できます。

周辺は道路も綺麗に整備されていて食後に散策してみるのも面白いです。

港の奥まった位置に合って国道8号線から少し逸れるのですが、敦賀インターからはとても近いので敦賀に足を運んだ際には行って見てほしいスポットでした。

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Sogno-Poli(ソニョーポリ)

【営業時間】 ランチ:11:30~14:00  ディナー:18:00~22:00(ラストオーダー21:00)
【電話番号】 0770-47-6707
【WEB】http://sogno-poli.jp/