今回プライベートと取材を兼ねて、南国パラオの海へ釣りに行ってまいりましたのでそのご報告。
狙うはGT(ジャイアントトレバリー)という大型の魚。一応アジ科の魚で、普段食べているアジの大親分といったところ。日本でも沖縄で釣れますが、ゲームフィッシングの本場の海外に遠征して仕留めるというところに私なりの粋を感じる釣りであります。
釣りと言ってもGTの釣りは一般の人がイメージする釣りとは全く異なります。
普段食べてるサンマほどの大きさもある巨大な疑似エサを使い、下手すりゃ自分よりも大きな魚を釣る。すべての動作を自分自身の手で行う釣りとしては最高峰の難易度とパワーを要する釣りであり、もはや海上の格闘技のようなものです。
現地のガイドさんの船に乗り込み、怒涛のスピードでパラオの海を疾走。
パラオというとエメラルドグリーンの優雅な海をイメージされると思いますが、私の戦場は外洋の波が荒い場所。
小魚に用はない!大物だけが潜む場所めがけて突き進んでいきます。
外洋に出ても日本とは違って濃い青色でとてもきれいな海ですね。
ただ、今回はパラオでも稀に見る悪天候らしく、コンディションは非常に悪い。風も強くて風速は20メートル近くもあるなど、もはや台風の中で釣りしているような状況でした。
とりあえず、小さいのが釣れる。コレでも十分大きいですが、本命はこいつの10倍以上ある奴です。厳しい状況にめげずに釣りを続けて、さすがに心折れそうになる。
一緒に行った友人がデカいやつ(パラオのサワラ)を釣りましたが、なかなか本命には出会えず。
お呼びではないサメが釣れたりと暴風の中で挑戦は続く。
写真には納められませんでしたが、途中何度かウミガメがぽっかり浮かんできたことがあり、なごむ一面がありました。それだけ豊かな海で釣りをさせてもらっているだけで心がいっぱいになります。
ここで、いよいよ本命と思しき魚体を掛けるも、さすがにデカいだけあって猛苦戦。このユラユラと水面下に上がってくる魚体はいつ見てもたまらない瞬間です。
しかし相手も必死。魚にとっても人間にとっても、ホント命掛けたやり取りです。最後の最後の抵抗に負けて、逃げられてしまうという結末に。
結局2日間ぶっ通しで狙い続けましたが、友人ともども本命のGTを釣り上げることは叶わず、夢は次回へと持ち越しになりました。
こんな釣りができるようになったのも、アフィリエイトというビジネスのおかげであり、独立してから5年間積み上げてきたものの成果です。旅費+専用の釣り具を自前で用意するとなれば、それこそン十万というお金がかかる。しかもこんな1月の平日に勇んでいけるような身分は、サラリーマンしていたら難しかったでしょう。ここまで育ててくれた今の世界に感謝しかありません。
当初の予定では大物のGTを釣り上げて、アフィリエイトドリーーーーーーーーーーーーーム!って写真掲載する予定だったのですが、やはり甘くはないですね。
GTはいきなり釣り上げる人もいれば、6年かかっても仕留められない人もいる。それほどに恋い焦がれ、何年も挑戦し続ける人がいるほど「夢」の釣りなのであり、釣り人のロマンたる所以なのでしょう。
また一つ、稼いだ先の目標がこうしてできたわけで、さらなる挑戦を続けるためにも頑張ってサイトを作り続けます。
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