食器洗い乾燥機は負担も減るし手の赤切れの心配なく時間も増える

生活・季節のテーマ

便利な生活家電って色々ありますが、私が買って最大限に良かったものを一つあげるとすれば「食器洗い乾燥機」と答えます。

最近はキッチン自体に据え付きのものから、後付けで設置できるものも販売されています。私が買ったのはスペースさえあれば後付けできるタイプの商品。

食器洗い乾燥機を導入したことで、手間が減って洗い物が楽になるのはもちろん、家族の時間と言いう大きなものを得ることができました。

食器洗い乾燥機ってこべり着いた汚れもきれいになるの?

食器洗い乾燥機については、昔飲食店でバイトしてた時に使っていたので馴染みがありました。大型の食器洗い乾燥機をガシャンガシャン動かしていたので利便性は納得済み。ただ、家庭用の小型機でどれだけ汚れが落ちるのかが気になるところでした。

今回導入したパナソニックのNP-TR8では、熱湯を噴射するノズルが上下2段に分けて設置されており、高圧ジェットの水流と蒸気で汚れを落とす仕組み。業務用食器洗い乾燥機程の迫力はないですが、仕組み自体は同じでこべり着いた汚れも落ちてくれました。食器を多少重ねていても、高温蒸気で満たされるためか洗い残しで困ったことは今のところないです。

専用の洗剤を使う必要ありますが、「食器洗い乾燥機用」として汎用品が売っています。洗濯機のように水を巡回しており水道代の節約にもなる。もっともその分電気を使うため、光熱費の割合としてはトントンくらいに落ち着くのかなという印象です。これ使い始めてからぐんと水道・電気代が変わったということはありません。

水道のタイプによって設置には多少手間がかかる

後付けで設置する場合には、水道の形状によって設置が大変なとこもあります。食器洗い乾燥機に水を供給するホースを接続しないといけないので、専用工具がないと食器洗い乾燥機付属の分水器が接続できないことがあるためです。場合によって水道工事屋さんを呼んで取り付けてもらわないといけません。

我が家も旧式の水道でボルトが固着して緩まず、業者に連絡をして取り付けてもらいました。水道配管のみの設置であれば料金は¥6,000円でしたが、初期コストとして別にかかる可能性があります。

食器洗い乾燥機を買って変わった我が家の生活

初期コストは多少かかるとしても、それ以上に「時間」を作り出してくれるのが食器洗い乾燥機の素晴らしいところです。ここからは食器洗い乾燥機を導入することで、目に見えて変わった生活についてまとめてみます。

時間が増えて家族の時間が増えた

食後ってちょっとゆっくりしたくなる時間。子供は遊べと寄ってくるし、コーヒーでも飲んでTVでも見るというのが至福の時でもあります。ここで食器洗い乾燥機があれば、時間のかかる洗い物が一瞬で完結。

誰かがキッチンに残されることなく、家族一緒に団らんする時間が増えました。家事の役割分担は家庭それぞれと思いますが、誰かがやらないといけないことを食器洗い乾燥機がやってくれる。これで時間が一気に増えるし、洗い物担当のストレスは激減します。

冬場の冷たい水による「あかぎれ」から卒業!

洗い物をしていて辛いのが冬場の赤切れ。ゴム手袋していても冬は冷たく、指先がささくれてひび割れ血が滲みます。この痛い冬場の赤切れから完全に卒業出来ました。以前は毎年あかぎれ用のクリームや軟膏を買ってケアしないと大変なことになってましたが、そうしたケアも一切必要なし。

家事を奥さんに任せてしまってるなら無理してでも買うべき

仕事柄家事を奥さんに任せていたり、専業主婦の奥さんがいるなら、食器洗い乾燥機は無理してでも買ってあげたほうが良いと私は思います。

家事が一つ減るだけでもストレスが溜まりにくくなるし、負担はぐっと減ります。特に洗い物ってなんとなく疎外感がでてしまうんですよ。後片付けに取り残されてる感は、仕事だと割り切っていてもつらいものがある。導入することで心理的にも肉体疲労的にもメリットがあるのです。

私が導入したのはパナソニックのNP-TR8という機種

購入したのはパナソニックのNP-TR8。量販店で比較してみましたが、洗浄のための噴射ノズルが多く、キッチンのインテリアにもマッチしていたことから購入しました。

お皿に残った大きな残飯だけを取り除き、そのままトレイに並べていくだけ。上下左右あちこちに設置された噴射ノズルから高圧の洗浄水が出て一気に洗ってくれます。洗浄力は思いのほか高く、土鍋やフライパンにこびりついた油汚れも驚くほど落ちる。

これくらい食器洗い乾燥機に詰め込んでも綺麗に汚れが落ちてくる

欠点としては大量の食器をまとめて入れるのは大変ということ。置き型ならではの制限だと思いますが、容量はお世辞にも大きくなく、家族が多いと一度で洗いきれない分も出てくるかも。

我が家は大人2人、3歳児と1歳児という構成なので使う食器も少ないし大きさも少ない。今後食器が増えたときに不具合はでてくるかもしれません。

収納に関しては食器をなるべく増やさないように、仕切りのされたトレイを使ったり洗うための食器そのものを減らす工夫をすれば問題なさそうです。使っているうちに効率的な配置が掴めるようになりますので、パズルのように食器を並べていくのはそれはそれで楽しみでもありますね。

2年使っていますが今のところ不具合も無い。何よりも手入れが楽で、下のトレイに溜まった小さな残飯を捨てるくらいで使えているのが時短家電としては本当に助かっていますね。

現行型ではNP-TH1というモデルが出ていますが、レビューを見ている限りでは値段が下がった旧モデルを買っている人もちょくちょくいる。※2018年5月現在の情報

家庭円満のために貢献してくれる家電として食器洗い乾燥機は今日も働いてくれています。