住む場所を考えるときは周辺環境調査って大事だなと思ったこと

日本という狭い土地柄、一軒家にしろアパート・マンションにしろ、近隣住民との関係は生活するうえで切っても切れないものとなります。

新しい土地に引っ越すときに、最低限やったほうが良いと思うのが周辺環境の調査。

今の時代柄お付き合いという慣習は薄れつつありますが、直接関係がないけれど自分にとってストレスになったり不利益を被ることはたびたび社会問題になっています。

迷惑駐車
騒音や夜の治安状況
周辺住環境の大きな変化

こうしたトラブルはニュースなどで見るくらいでしたが、他人ごとではなくいつ自分が嫌な思いをするかは分かりません。

明らかなゴミ屋敷が隣にあるとか目に見えて分かるリスクに目が行きがちですが、実際に住むことで降りかかってくる日常的な不都合を、事前に把握しておくことが重要であると感じました。

この記事では、私の経験をもとに住居を引っ越す際にはどんな点を見て環境調査をしていくのがいいか？という点をまとめてみました。

不満その1：路駐が多く公道を車庫代わりにしてる輩が多い

引っ越してから気が付いたこと。これは周辺のマンション住民と思しき人が、路上駐車を頻繁にしていることです。

家の前は公園になっており、道路も広くて路駐がしやすい場所でした。昼間に営業車が昼寝に来るくらいは大目に見ていましたが、時間を問わずひっきりなしに路駐されています。

時には大きく張り出して車庫近くに止める車もいれば、完全に車庫代わりとして夜間放置している車も数台。通報してもイタチごっこでどうにもなりません。隣近所の人も諦めているようで、景観は損ねるし素性が分からない輩なのでいい思いはしません。

ポイント：路駐が多いかどうかの確認

事前調査としては、路駐が日常的に繰り返されている道路ではないか？夜などに車庫代わりに使っている車が止まっていないかをチェックして、自分の車の出し入れに苦労しないかを見ていくべきでした。

不満その2：飲み屋ビルが近く夜中にホステスと客が騒ぐ

引っ越してから気づいたのは、徒歩で数分の場所にちょっとした雑居ビルがあり、飲み屋が数件あったこと。このため夜は飲み屋へ来る客や、従業員が車を止めに来ます。

飲み屋が終わる夜の2時3時になると、酔っ払いが大声でしゃべりながらうろついていたり、従業員と騒いでいる声が頻繁に聞こえてくる。金曜日の夜など無法地帯と言わんばかりの惨状。ひどいとゴミも放置されています。

特に田舎では平気で車で飲みに来るし、警察の見回りもほぼありません。結局これらも通報してもイタチごっこで、余計なストレスを蓄積する要因になってしまいました。

ポイント：昼と夜それぞれの顔を見よう

徒歩すぐに飲み屋や雑居ビルがあるような場所は、夜中に騒ぐ人がいないか注意ですね。先ほどの路駐とも相まって、夜は飲み屋の客や従業員がたむろしている場合もあります。

不満その3：一気に開発されて閑静な土地ではなくなった

もう一つ、周辺の環境が短期間でガラッと変わるケースもあるので、土地の動向も軽く把握しておくのが良いかなと思いました。

引っ越した当初は閑静な住宅街で、周りは畑が広がって静かな土地です。自宅で仕事する身としては、静かな環境はとても快適でした。

しかし、すぐに畑が売り払われ分譲住宅が乱立。あっという間に新興住宅街のようになり、人通りも激しくなってきてしまったのです。

土地柄ベッドタウンとして人気になってきており地価も向上。住宅がバンバン建って人もどんどん入ってきていたのです。ここまでは頭にありませんでしたが、当初の思惑とは勝手が違ってきてしまうと、途端に自分にとって不便な土地になってしまった。

ポイント：地域の動向にも目を向けよう

開発が盛んな地域かどうかは、周辺のちょっと郊外へ足を向けたりすると分かります。新築分譲住宅が多くたっていたり、マンションなどが新しく建つような土地は、自分の住む周辺も開発される可能性があるのです。静かさとか落ち着きを求めて引っ越しをするなら、こうした土地の動向にも少し目を向けるといいかもしれません。