シリウスのカテゴリーページは何か書くべき?書かないデメリットはある?

アフィリエイト

サイト作成ツールシリウスを使っていて、私が疑問に思ってアレコレと検証したこと。

その一つに、カテゴリーページの位置付けというものがいます。

シリウスは個別の独立した記事を「エントリー」としており、さらにエントリーをフォルダ分けするような形でカテゴリーを作成できます。

このカテゴリーはただの分類フォルダではなくて、エントリーと同じように文字や画像などを入れてコンテンツを作れるようになっています。

ここで問題となるのが、カテゴリーページって何かコンテンツを作っておくべき?って疑問。

仮に何も無い状態のカテゴリーはどういう扱いになるかというと、「エントリーを一覧表示する内部リンク集」のような形で表示されるんですよね。

この表示は設定で表示しないようにも変更できます。サイトオプションからサイトの表示に関する設定を開き、中段のカテゴリーの項目でエントリーリストを表示する・しないを切り替えるだけ。

結局カテゴリーはどういう見せ方をして、どんな使い方をしていくのがベストなのか?ってことが初めは良くわかりませんでした。

カテゴリーページも検索エンジンに表示される可能性がある

あるときアクセス解析から、キーワードを入力して表示されるページを確認していた時のこと。

てっきり個別エントリーが表示されていると思ったら、カテゴリーページが検索結果に表示されていてビビリました。だって何も書いていないエントリーリンクを表示してるだけのカテゴリーが上位表示されているのですから。

これは何かやばいこと(ペナルティ的な意味で)になりそうと思って、対策を必死で考えてみたのがことの始まり。

こんなの表示させておいても、コンテンツ的には低品質ページそのものです。無造作に並んだエントリーを表示してるだけのページが、長期的に価値を生み出すとは考えられません。

では、カテゴリーにどんなコンテンツを入れていこう?ってことで調べることにしました。

何かしらコンテンツを入れて、検索エンジンに対しても訪問者に対しても、カテゴリーページを生かした見せ方ができるのではないかと。

まずは他の人の事例を片っ端からチェック

疑問に思ったらうまくいってる、すでにネット上にあるものを研究するのが一番!

他の人はどうしてるんだろう?と思ったので、適当にアフィリ商品のキーワード入れて、明らかにシリウステンプレート使ってるサイトを片っ端からチェックしました。

1.カテゴリー空白のままのサイトも意外と多かった

意外にもカテゴリーページ空白のままのサイトが結構ありました。単純にエントリーを関連テーマごとに分けるために使っているという感じ。

一方でカテゴリにコンテンツを入れているページもありました。

2.カテゴリー作りこんでまとめページとして作り上げる

例えば「ランキングまとめ」というカテゴリーに、色々な切り口でのランキングページを組み入れていき、バナー画像などを活用してランキングページのまとめのように使っているサイト。これはなかなか良いアイデアだなと思いました。

このケースでは、エントリーリストの表示は非表示になっており、カテゴリーページはしっかりと作りこんでありました。

3.シンプルにカテゴリーにエントリーリストを表示させる

もう一つ違う見せ方をしているサイトがありました。エントリーリストはそのまま表示させておいて、アイキャッチ画像で視認性を良くしているの留める。(カテゴリで表示するエントリーは記事毎に詳細設定の項目から設定できます)

ではコンテンツはどうしているかというと、単純にカテゴリーの解説というか、このカテゴリーはどのようなページをまとめていて、どんな人に見て欲しいか?という程度のものを、500文字くらいでまとめてあるコンテンツでした。

どちらも自サイトの記事の「まとめ」的な位置付けで使っているのは共通。しっかりページごと作りこんでしまうか、それともサラッと紹介をしてエントリー表示はシリウスの機能に任せるという違いでした。

手始めにカテゴリーの紹介をサラッと書いて様子見

category

まず私がやったのは、手始めにカテゴリーごとにカテゴリの内容を紹介したり、目的であるとか見て欲しい人を喚起させるようなことを書き込んでいきました。

添付画像では、カテゴリーは商品のレビュー記事をまとめて放り込んである状態。先ほどの3.の事例のスタイルですね。ここではレビューに関する解説とかポリシーみたいなことを簡単にまとめています。アイキャッチだけは綺麗に表示して、メインである個別のエントリーの特徴が分かりやすくなるようにしています。

これだけでも何もないよりは遥かに良いと思います。1カテゴリ内のページも10ページ程度と少なかったのでしっかり作りこむまでもなかったという事情もあります。

これで何か変わったか?というと、まあ上がりも下がりもしないですね。カテゴリーそのものが上がるということは時々ありますが、2年間低品質的なペナルティは受けていません

よくよく考えれば、ワードプレスのカテゴリーとかも同じですよね。お金かけていじってる人以外は、カテゴリーは記事の一覧が表示されてくだけ。それでペナルティなど本来あったら大変なことになるはずです。シリウスでは内容を自分でカスタマイズできるという点の違いなだけです。

カテゴリーの見せ方を再度考える必要性

ちょっとSEOをシビアに考えすぎたか?結局今までカテゴリーは作っては、500文字程度の解説を書き込んで終わりという状態。

特別に重要なカテゴリーに関しては、記事をピックアップして文章中で紹介したりしましたが、それくらいしかしてきませんでした。この構成で1年以上1位をキープしてるキーワードもあります。

しかし今になってある問題を抱えています。

カテゴリーに入れる記事が増えすぎてしまい、エントリーリストの表示だけでユーザービリティを考えているとはいえない状態になってしまったから。

1カテゴリーで50を超える記事が入ってるものもあります。当然見るのには相当な手間で、必要な情報を探そうと思ったら大変な労力を強いてしまいます。これはおそかれ早かれ問題になってくるのではないかと考えています。

そこでしっかりとコンテンツを練りなおし、カテゴリーページも作り変えることにしました。

イメージはNaverまとめのページみたいに、カテゴリーに関連性があり需要の高い記事をピックアップしてリンクと簡単な説明で紹介していくというもの。整理されたカテゴリーの記事まとめを見せることができますし、一つのコンテンツとしての価値も高まります。見ている側にとってもアレコレ探す手間を省いてもらえると考えました。

注意することは、そもそも見られていない記事とか需要を無視した自分本位のまとめを見せても意味が無いということです。どうしても自分の気合入れた記事や、渾身の長いコンテンツなどを見て欲しいのですが、それよりももう一度キーワードリサーチをして求められている情報を洗いなおします。

ここまでやればカテゴリーページも、検索エンジンが見ても価値のあるページの一つであると認識してくれるのではないでしょうか。

シリウスのカテゴリーについての考察まとめ

カテゴリーの扱いに関しては、結局何かしらのコンテンツは入れておくべきというのが私のスタイルです。

SEO的なものを考えるよりも、ユーザーが開いた時にどう感じるか?という部分に重きを置いていくということ。

ページとして存在し、インデックスもされて表示される可能性もあるというなら、見た人にとって分かりやすく次の行動に移ってもらえるような導線が必要だからです。

サイトのボリュームによっても違いますが、ユーザーが表示した時に迷わない・違和感を感じないものはどうあるべきか?を考えてコンテンツをいれていくようにしましょう。