成功体験は時として人を縛りチャンスから遠のける

ビジネス雑記

人間というのはつくづく難しい生き物だと思う。

過去に上手く行ったことや成功体験が足かせとなって、新しいものを受け入れがたくなったり、凝り固まったロジックから抜けられないことがある。

年をとると昔の自慢話をよくする人って上司とかでも必ずいると思いますけど、実力あるかもしれないのにつくづく勿体ないなと思う。

以前これで行けたからって、ずっと同じパターンは通用しないんだよなぁ。本質的なものは変わらないかもしれないけど、本質を伝える手段は時代によって変わるものだから。

一つの思考に縛られているうちに、次第に手段が廃れて時代に取り残されると、新しい勝負を打つ余裕がなくなってしまう。

時代に取り残され、再び地べたでもがいていて、それでも尚思考が脱却できないという人にここ数ヶ月で数人に会った。バブル景気を忘れられないってのと同じような感覚なのだろうか。

どん底になっても、結局1人でできることなんて限られてくるわけだから、まずやろうとするのは自分が上手く行ったことをもう一度トレースしている。

気持ちは痛いほど分かる。私も1年前、大きく実績を落としたときにすがったのが自分の中にある成功体験しかなかったから。でもそれが今も正解で通用する保証はどこにも無いし、そこにすがるイコール新しいものを取り入れようという柔軟な考えには至らなかったのは大きな反省点だと振り返っている。

僭越ながらも手を差し伸べてみたが、おそらく声はほとんど届いていなかった。頭の中に新しいものを入れるスペースがなかったからか、それとも単なる私の力不足によるものか。いずれにしても過去の遺物を押し出して上げることはできなかった。

その人自身の中で思考が変わる以外に救う方法はないのだと悟る。

余裕があるうちに、新しいものをちょっとでいいから試行していかないといけない。ものすごく勇気いるし腰があがらないことだけど、少なくとも歩みを止めたら、それまでではないか。自分の周りが超速で進んでる現実はどうあがいても受け止めなければいけないのだ。

大事なのは、流れるように時代を見ていく柔軟な思考。考え方次第でプラスにもマイナスにもなるし、チャンスをチャンスと見られるかっていうのも見え方次第。

特に変化の早い「ネットという闇」を市場にしてるならなおさら。

今日も生きよう。

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