病気に関するブログとかはやるもんじゃないなって思った話

ビジネス雑記
Cropped image of pharmacist working at desk. Close-up of chemist writing on clipboard. Professional is in drug store.

病気に関するブログとかはやるもんじゃないなって思った話

私は以前、「闘病日記」的なものをアメブロか何かで書いていたことがある。

私自身ではなく、子供の病気についてのブログ。ファロー四徴症なる生まれつきの心臓病を患い、その治療の過程で脳性まひに。私が会社を辞め、自宅で仕事をするようになった一番の切っ掛けともいえる人生においての重大な出来事だ。

薬の知識をはじめ、とにかく勉強しなければ医師との話にもついていけない。日々の苦労も今でこそよく乗り越えられたと思う。そんな毎日を記しておこうと思って始めたもの。

しかし、1か月もしないで辞めた。

辞めた理由は、よくわからん上から目線のコメントが大量につくからだ。

当時はネットリテラシーが低く、検索エンジンの仕組みやブログとは何か?みたいな知識もないままに始めていたから仕方なかった。

自分はただ単に日々の記録として、子供の看病にあたってのメモ書きのように日々の出来事を書いていくつもりであった。本当、ただの日記として。

でも、当然だけど書いたことは世界中に発信されているわけだ。24時間、誰かの目にさらされ、見られるということ。

ネット上に文字を書いて投稿するということの重大性を全く認識してなかった。

その結果、ものの3日もしないうちに読者が集まり、ネットってスゲーとかその時は思った。

しかし、すぐさま自分が求めていなかったことが展開される。

〇〇の方法は間違っているだの、やれこうした方が良いだの、これはもっといい商品があるからこっちを買えだの、どーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーでもいいコメントが山のようにつくようになった。

私はそれこそ色々なブログを書いたし、4年間で5000記事以上は書いてきたし、運営ブログも数十にのぼる。その中でも取り立てて病気関係のブログは香ばしいコメントがめちゃくちゃついてくる傾向にあった。

中には共感し、励ましの声をいただくこともある。

大半は、主義主張の押し売りと、商品の売り込みのオンパレードだ。

  • 俺様の言うことが正しい!
  • この商品を使った方が絶対に良い!
  • ここでこうしなかったあなたは間違っている!

ネットって恐ろしいもんだと思ったね。よく相手のことを何も知らずに、相手の状況も把握しないままに、ここまで素晴らしい主張を書き込めるものだと。

医者でもない、素人だ。コメントを休みなく送ってくるのは。

まあネットに限らずリアルでもこうした輩はいるもんで、一言でもそうしたきらいがある人とはすぐに距離を置くようにしている。ネットとなるとその対象が世界中に広がるわけだし、いちいちブロックもしていられない。何されるかわかったもんじゃない。

そういう交流を求めているならいいかもしれないけど、ブログとして発信するならそれなりの覚悟が必要だな。

もし今書くならノートにでも手書きで書いておくにとどめるな。それが正解だったのかも。安易にネットで繋がり持とうとするなど考えるべきではなかったのだ。

つくづく病気に関することって、人によって状況は違うし、捉え方も悩みの深度も違う。自分に置き換えて相手にものをいうということは極めて困難なものだ。

しかし世の中そんな気遣いの利く人ばかりじゃないし、9割の人間はモノを読まない、理解しない。都合の良いように解釈する。情報発信における3重苦を思い起こさせられる。

文章で思いや感情を伝えることは難しい。相手に理解される文章が書ける人は稀だ。そして何よりもブログでは、1対世界という途方もなく得体のしれない暇人を相手にしなければならない。

自分が求めているもの、何のためにブログを書くか、よく考えてから書き始めるべきだ。病気に関することに限らず、何事においても。

 

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