カニ通販で買う蟹って本当に美味いと思って食ってるのか?

購入したもの色々

突然ですが、ネットの通販で蟹を買って食べたことがある人!

その蟹、本当に美味しいと思って食べました?もしくはレビューしてる人、本当に美味いと思って紹介しています??

最近久々にネット通販で蟹を買い、意気揚々と食らいついたものの、あまりのレベルの低さに愕然としてしまったためにこんな記事を書いています。※いつもと口調が違うのは許してちょ。

11月にもなればおせちとか、蟹とか気になりますよね。カニスキ、カニ鍋、焼きガニ、シンプルに茹でたものを食べる・・・。まさに蟹は冬の味覚の王様であり、カニのうまさそのものを否定するものではありません。

しかし、ネットで安く売られているカニがあまりにも納得のいかない味であったために憤っているわけであります。

いかにもうまそうな広告で販売しているカニ。さらにそうした蟹をレビューしたり評価している通販サイト。コレ本心から書いてます??って小一時間問い詰めたい!

厳しいこと言うと、きっと本物の蟹を食ったことがないのではないか?とも思えてしまう。

じゃあ、本物に蟹ってなによ?って言われたら、↓こういう蟹よ。

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威風堂々とはまさにこのこと!活きの越前ガニじゃ!

こいつは1杯2諭吉くらいするで。

証拠として以下のようなものも貼っておく。

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輸入品には決してつけられない「タグ付き越前ガニ」。

他には、毛蟹とかいってみようか。

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決して贅沢自慢ではないので悪しからず。

これは本物の味をしっかり舌に焼き付けている、カニマニアな人間が書いてるんですぞ!っていうただの権威付けです。

やっぱり蟹のうまさって、活きた新鮮なものをその場で茹でて食し、1かけらも残さずに堪能できることに他ならないわけよ。

カニが好きで自ら越前漁港へいき、取れたばかりの活けガニをその場で買い付けに行ったこともある。上のタグ付きはそんなズワイガニ。それくらい蟹には慣れ親しみ、人よりも味にうるさい自覚がある。

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まあ、いわゆる本物の味を知ってる立場から言わせてもらうと、通販で買えるカニはやっぱり相当妥協しなければいけないものだってことが分かる。

カニ通販の比較サイトでは、通販メーカーのこだわりだとか、実際に買ってみての食べ比べだとかしてはいるが、本質的なものはそれでは分からない。

美味いと言っても、何を比較対象にしているかどうかで評価は変わるからだ。

同じ通販で扱われている蟹を比較して、50点と51点で比較して、51点の方が美味いというのは表現として間違っていない。しかし、それで実際に買った人は満足するかね。やっぱ評価するならば、100点の本物と比べてくれよって話よ

蟹好きが高じて、カニ通販のおまとめ評価サイトを作ろうとしたこともある。でもあまりのひどさにできなかった。某通販メーカーがおススメとしてゴリ押ししてくるものに、心の底からおススメ出来るものではなかったのだ。箱ばっかり豪華にしてもダメ!男も蟹も中身で勝負よ。

中には年に一度のお楽しみで買う人もいるだろう。本物を食いたくても食えない人もいるだろう。そうした通販を頼りにする人に対して、できる限りモノホンの価値を提供してあげてこそ、レビューサイトなるものの役目を果たすことができるのではないかと思うのである。

ネット通販では美味いカニは売っていないってこと?

ではでは、ネット通販ではうまい蟹って買えないのか?味が大きく劣るのであれば買わない方が良いってことなのか?と言われれば、そこまで極論をいうつもりはない。

今回私が買ってしまった蟹はひどいものだったが、いくつかの通販会社へ注文した中で、ある条件を満たしたカニは十分に満足できるものだった。

確かに味は活けの蟹には劣るが、活けの激ウマの蟹と比べてもあまり謙遜ない味を堪能できるものもある。

選び方の条件はごく単純である。

「赤くない蟹を買う」

赤くない蟹っていうと、写真のような茶色で美味しそうな色をしていない蟹。つまりは、生のものを冷凍したものが良いってことだ。

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赤い蟹はすでに茹でてある(ボイル済み)であるから、基本的にうまみ成分を失ってしまっている。どれだけプロがうまく茹でたとしても、ゆで汁ごと冷凍して漬け込むようなことでもしなければ味はごまかせない。

ところが、すでに茹でられたボイルの蟹はネット上で非常に多く取引されている。理由は管理コストが安く、低価格で大量に取引できるからだ。

[aside type=”normal”]基本的にボイル品は、漁港であったり、下手したらカニ漁の漁船の上ですぐに茹でられたものが卸される。活かす手間やコストを省き、低価格で流通させられるのは漁の段階から徹底してるから。もちろん悪いとは言わないが、それだけに1匹1匹チェックができないから、身が薄い蟹などのアタリ外れも起きるということも頭に入れておきたい。[/aside]

基本的にカニというと、見事な赤やオレンジ色をしているものと思っている人が大半だろう。

蟹は生きてるときは、汚い色してるのだ!(食われないために海底に溶け込んでいるのだ)熱を通すことで鮮やかな赤い発色になる。

通販で買う蟹の本来の姿を知らず、カニの食べ方をも間違ってる場合が多いのだ。

しっかりと蟹の出汁を味わい、活けの蟹には手が出せないけど美味い蟹を食べたいなら、赤い色の蟹を選んではいけない。

ボイルの蟹も用途次第では悪くはないが・・・

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ボイルの蟹も利点はある。それは解凍さえすればそのまま食べられるということである。

すでに茹でてあるわけなので、基本は冷蔵庫などで自然に解凍さえ済ませれば非加熱でも食べれる手軽さはある。サッと蟹酢につけて晩酌のお供にするにはぴったりだ。

しかし問題なのは、多く人はさらに過熱して手を加えようとするから余計に不味くなる。

必要以上に鍋で茹で直してしまったりしてもさらに出汁が抜けるだけ。水分は抜ける一方であり、カニの身もどんどん痩せて細くなってしまう。鍋にしようとしても基本的にすでに出汁は出てしまってるので、濃厚な蟹の味わいを堪能するのは難しい。

基本的に赤い蟹はそのままサッと食べるか、サラダにしたりチャーハンに入れたりすることで生きるもの。ここを勘違いしてる人が多いのだ。

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鍋・焼きガニなら非ボイル品をあえて選べ

最大限妥協して、どうしても通販で蟹を買って自宅で楽しみたいというなら、ぜひ「非ボイル」品を買ってみてほしい。

生のまま冷凍されているものなので、蟹の出汁は抜けずにしっかりと残っている。鍋やカニスキで楽しんだり、焼きガニの濃厚な味わいを堪能するならば非ボイル品を買おう。

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生はどうしても手間がかかりそうというのであれば、最近はむき身のものが増えてきているので生の蟹のむきみ(ポーション)を買うのをおすすめします。

味はしっかりと残りながらも、手軽に食べれてあまり手を汚さない。カニの殻をむくお父さんの手間も省ける。

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実際に私が購入して満足できたのは、生の蟹を多数扱っているカニ本舗の通販

カニ本舗は大阪に本社がある場所で、カニにはいろいろとうるさいことで有名。大阪って独特な文化があって、有名な高級繁華街「北新地」では、越前ガニの漁解禁日に初物の蟹を食べる文化があるくらい。毎年福井~大阪までいかに高速で届けるか?というネタがニュースになっていますが、それくらい蟹に愛着のある風土の会社なのだ。生の蟹を前面に押している点は評価できる蟹通販サイトである。

最後に改めてカニはやっぱり取れたての活けが一番である。今まで味わったことのない濃厚な出汁と、身切れが良くホクホクの身は冷凍したら絶対に味わえない絶品である。通販で蟹を買うのもいいが、ぜひ一度蟹の産地へ足を運んでみてほしい。私は愛知県在住だが、今年も福井までタグ付きの越前ガニを買い付けに行ってこようと思う。

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