ライバルサイトをサル真似しても上手くいくはずがない理由

ビジネス雑記
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アフィリエイトでサイトを作るときには、ライバルサイトのチェックは欠かさず行います。

初めて参入するジャンルとか、知識がないジャンルでは、先行者であるライバルサイトがどのようなサイトを作ってるのかを見るのはとても参考になります。むしろ何も見ずに始めようものなら高い確率で失敗するでしょう。

ライバルチェックに関して、アフィリ初心者の人でも必ずチェックはしていると思うので今更言うようなことは少ないのですが、意外と表面的にしてか見ていない人も多いのではないかと思っています。

どんなキーワードで、どんなコンテンツを記事を書いているのかを見るのは良いのですが、もうちょっと深く考えて、なぜこのようなコンテンツを書いているのか?なぜこの構成になっているのか?誘導文のはなぜボタン画像なのか??みたいな部分までしっかり見ていかないと上手くいかないこともあるんですよね。

サイト作った人の思考の断片を切り取るのがライバルチェック

そもそもアフィリサイト作るときには、ターゲット・商品・テーマの3つを軸に構成されているはず。

上手いサイトほど、ターゲットのペルソナも明確になっているし、ターゲットがスムーズに目的の商品にたどり着けるような導線が敷かれている。誰に対して、どんな目的で、どうなってほしくてこのサイトがあるのか?って部分を考えて見ることをすっ飛ばしてませんか?

キーワードだとかコンテンツの書き方みたいな表面的な部分だけ見ていても、それが自分の作るサイトに当てはまるかどうかは微妙なわけです。

よくあるのが、ライバルサイトが〇〇って訴求してるから真似してみよう・・・とやってみたけど上手くいかないケース。他にも、すごくいい殺し文句を見つけたけど逆にクリック率が下がってしまったとか、経験ある人はいるはずです。

ブログやツイッターで、「こうしたら上手くいったよ!」って書いてたのを参考にしたけど結果が変わらないなんてのも同じ。そんな表面だけ真似したって上手くいきませんて。

参考にするなら、うまくいった訴求してるサイトがどんなサイトであり、どういう目的でやってるか(キーワード検索での流入から、どんな記事を読んでもらい、どんな商品へつなげているか?)までチェックしたうえで、「これなら自分のサイトへも応用できるな!」ってなるべきですよね。

訴求替えたけど変わんないよ・・・じゃあねーって

広告の世界では1文変えるだけで反応が大きく変わるって話を色々なところで目にします。

でもこれを鵜呑みにして、何も考えずにアレコレ変えても不毛ですね。目の前にターゲットがいて、目的持ってABテストしてるのならまた話は別です。

しかし上位サイトがこうやってたから参考にしてみようと安易に考えるのでは何も変わらない。繰り返しになりますが、なぜこのサイトではこうしているのか?って部分を自分なりに考えて、仮説を立てたうえで、自分のサイトにならこうして使えば読者の反応が変わるかも、、、って検証していくべきと考えています。

確かにジャンルごとのターゲットは、広義に見れば「大衆」です。心理学的にも受けやすい文章であるとか、反応のいい広告文とかあると思いますが、そのまま使うにはあまりに短絡的すぎるのではないかと。

オリジナリティとかとは別の次元の話です。サイトの構成であるとか、コンテンツの見せ方とか、クロージングの仕方など、ジャンルごとに微妙に違う訴求点を参考にするのは、ずれないコンテンツのために必要なこと。

少なくとも私の場合は、30サイト近くは関連するキーワードで上位に表示されているサイトの傾向と流れを分析しながらサイト作成を始めます。優れたサイトを見て、優れた構成に触れるのもまた必要なこと。でもそっくりそのままサル真似しても上手くいかんよねって話でした。

稼ぐサイトを作るなら、「考えて」「手を動かす」。アフィリエイトって手を動かすだけでいいような、あみゃー世界ではないがね。